ありがとう。さんば、また会おうね。サンバ
名前:サンバ(三板) 2歳と3ヶ月で犬生を全うしたサンバだった。地上では短い命でしたが、サンバと過ごした2年余りの期間はいつも私に笑顔と元気を与えてくれた。
【サンバとの出会い】
2012年4月11日、ダンボールに兄妹で捨てられていたサンバを私が里親を募集してあげようと思った。はじめてサンバに出会った時は、何って、可愛い仔犬だろう?まだ生後2ヶ月だと言うのに、ママと別れてどんなに不安だっただろう?って、思ったことが昨日のように想い出します。もちろん、その時の動画も撮ってあるので、記憶は鮮明です。
ナンテ、元気な仔犬だろう。ナンテ、人懐っこい仔犬なんだろう。3日ほど一緒に暮らすと情が移ってしまって、手放せなくなりました。
その時に悩んだのは、先住人のサンシンちゃんとの相性でした。あの時のサンシンちゃんは、ヤキモチが異常なほどでした。私が、赤ちゃんを抱っこすることも、「可愛いね」って、言うことも、他人と握手することにもヤキモチを焼いていました。
そんな時、私がサンバを可愛がるとサンシンがサンバをいじめる。今、振り返るといじめていたのではなく、犬同士のルール、マナーを教えていたんですよね。
しばらくして、サンバの教育担当はサンシンに任せようと決めました。それからは、兄妹のように仲良くなりました。
サンバは、サンシンと対象的で、自己中心。朝、トイレに行きたいと私を起こすのは、いつもサンバでした。
アピールも上手だった。毎日、毎日、海散歩の時は、海面をすばしっこく走り、鳥を、魚を追っかけて遊んでいた仔犬のサンバはとても可愛かった。
サンバを引き取ってから、1年1か月後、サンバがママになりました。犬の出産は、はじめての経験ですから、ネットで、または、犬を飼っている人たちからいろいろとアドバイスを受けながら勉強して出産に望みました。
出産の時は、毎日、けいおんをしていたので、ズバリ、出産日がわかり、緊張しながらも出産準備に入ったのですが、サンバの出産は、パーフェクトな出産、育児だったと思います。
育児も順調にいって、3匹の可愛い仔犬たちもスクスクと成長していきました。生後3ヶ月を過ぎたのを待って、次男の未来(ミク)くんを里子に出しました。
その時のサンバの寂しそうな表情は今でも忘れません。そのサンバの表情を見ているととても辛かった。2,3日は、ずっと、散歩の時もミクを探しているような感じでした。
親バカ、犬バカだからサンバを褒めます。
サンバは、私に今まで私が感じたことがない、出産、子育てを通して、私にたくさんの感動を与えてくれました。
サンシンちゃんと一緒に、呼夢三線店の看板犬として、大活躍してくれました。そのサンバが2014年4月17日に最初で最後の過ちを犯した。食べてはいけない毒物を食べたようで、異変に気が付き病院へ連れて行った時にことの重大さに気づきました。
それでも、心臓が強い、若いということもあり、まさか、死に至るほどではないと思っていた。入院して、次の日、サンバを見舞いに行ったら、サンバは冷たくなっていた。
「嘘でしょう?嘘でしょう。なんでぇ?」何度も、何度も、叫んで泣いた。
サンバが入院したことをFacebookにアップしていたので、多くのFBフレンドの方々が、サンバの無事を祈ってくれた。とても、励みになっていたのに・・・。
サンバと過ごした2年余りの写真、動画をたくさん撮っておいて、いつまでも忘れないように動画に残しておいて、ほんとうに良かったと、今は思う。もっと、もっと、撮っておけば良かったと後悔もある。
そして、もうすぐサンバが産んだサンバの子供、サンゴに赤ちゃんが生まれる。愛犬物語のホームページを作ろうと思った切っ掛けが、サンバの死、そして、これから生まれる命のリレー。サンゴの可愛い赤ちゃんたちを犬好きな人たちと”心の幸”を共有できたらと思って、ホームページを作ることにしました。
これから生まれてくる赤ちゃんたちが、サンバにそっくりな子、サムにそっくりな子が生まれるのではと楽しみで仕方ない。
ありがとう。サンバ。サンバとの想い出はいつまでもいつまでも私の心の中で生き続けています。
ありがとう。サンバ。1日足りともサンバのことを忘れた日はありません。サンバのお陰で、私は本当の自分のありのままを出すことも出来るようになりました。夢でもいいから、サンバとまた海へ行きたいなぁ。
たまには、夢にも出てきてね。サンバ。